先の虚構世界

だらだらとお送りする、崎星のTRPGプレイログブログです。

鵺鏡「傍迷惑な恋模様」

第23回ツクエアソビコンベンションにて、平安幻想夜話鵺鏡の卓に参加してきました。鵺鏡最高におもしろかったです。

 
初鵺鏡でした。道:丙(PC3)にて参加しました。ヤンデレ×ヤンデレっていいよね、ということでヤンデレなキャラをやりました。ちゃんとヤンデレれていたかは少し心配ですが、とても楽しいセッションでした。


シナリオ通りに絶対行かないとか、失敗しても成功してもRPをしないといけないシステムだとか、PCは対立していてもPLは協力体制とか、いろいろ鵺鏡の話は聞いていたのですが全部その通りでした。やってみると納得。必須RPのおかげでそうなるのだろうと思いますがなかなかの混沌っぷりでした。今回はかなりPCのキャラが濃かったですし。凄かった…。


PC紹介からクライマックスで、はじめからしっちゃかめっちゃかになった感はあったのですが、なんとか上手くまとまったなあと思います。最後の方、どうやってまとめればいいか卓の全員で考えるのがとても楽しかった。まさにみんなで物語を紡いでいくってこういうことなんだろうな、TRPGってこういうものだよな、なんて思ったりもしました。


私はあのラスト、綺麗で好きです。PC4さんの行動を見てて、ああこれはそちらのルートだなあ、僕(PC3)は勝てないなあ、って思いました。なのでそこからは、どうすればこいつ(PC3)の想いを断ち切ってあげられるだろうか、ヤンデレるのを終わらせてあげられるだろうかずっと考えていました。投げちゃってすみません。私の中ではあれが一番良い終わらせ方かな、と思っております。もしPC4さんが別の終わり方を提案したら行動変わったんですが(一応そちらの演出も若干考えてはいた)、きっと動き方からしてそれはないだろうなって思っていました。


ハンドアウトもよく考えられていて、対立しているようにみせかけて結局全員目的を達成できるようにできているというのも凄いなと思いました。ただPvPさせたいからPvPさせるのは駄目だ、対立させて何がしたいのかが大事だととある方から言われたことを思い出しました。今私はぼんやりとシノビガミのシナリオを考えてたりもするのですが、完全にアイデアだけで、よし対立させよう!みたいなことしか考えてなかったのでそれではいけないんだろうななんて思ったりもしました。さてどうしようかなあ。こう言いつつも先に書かなければならない別システムのシナリオがあるので、放って置いて暖めているうちに何か変わりそうです。

 

話を戻しましょう。

 

鵺鏡はまさにその卓の全員で物語を創るTRPGなんだなって思いました。気に入ったので帰りにそのまま本屋行って鵺鏡のるるぶを買いました。PC同士の議論というか、意見のぶつけ合いとか、卓によって全く異なる終わり方とかそういうものが大好物です。るるぶ読み込んでGMやりたいな。


全然まとまってませんが、こんな感じの鵺鏡でした!みんなで物語を創った、とても楽しい卓でした。GMさん、PLさん方どうもありがとうございました。